市場理解 ~各世代特徴~
2020-10-15 (木)
前回は「日本の人口理解」と「コモディティ化」について触れさせて頂きました。
今回は上記の現状をもとに各世代の特徴について紹介致します。
ハナコジュニア世代 <1987 ~ 92年生まれ> 現在 28歳~33歳
親ハナコのミーハーさに対してはクール。置かれた状況を最適化しつつ、損しない消費を志向する世代
プリクラ・下世代 <1982 ~ 86生まれ> 34歳~38歳
プリクラ・上の作った流れに乗っかる他力本願。客観的でハズさない消費を志向する世代
プリクラ・上世代 <1977 ~ 81年生まれ> 39歳~43歳
“今”を楽しむ気持ちや仲間意識が強く、ギャル文化を生み出した世代。超就職氷河期世代でもある
団塊ジュニア世代 <1971 ~ 76年生まれ> 44歳~49歳
生まれた時から生活環境が豊かで、消費に対して貪欲ではないが、こだわりを持つ世代
ばなな世代 <1965 ~ 70年生まれ> 50歳~55歳
バブルの果実も余波も直接受けず、客観的。消費や生き方に対して柔軟かつ堅実な世代
ハナコ世代 <1959 ~ 64年生まれ> 56歳~61歳
価値観はDC洗礼を踏襲するが、バブル景気の影響濃く、「人との差別化」がより顕著なミーハー世代
DC洗礼世代 <1952 ~ 58年生まれ>62歳~68歳
モノによる個性の発揮と他人との差別化を重視した最初の世代
団塊世代 <1946 ~ 51年生まれ> 69歳~74歳
自己主張が強く理屈好き。ジーンズ、ニューファミリーなど戦後文化を切り開いた世代
上記から分かる通り5歳差だけでも価値観や育った社会背景が違う為、提案の仕方を変えないと
この人口減、サービス、商品がありふれたコモディティ化の現状で消費者の目に留まる事は
難しいと思われます。
次回は更に、特にボリュームゾーンでありどの市場においても重要とされる
『団塊ジュニアの世代』について紹介していきます。